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賞味期限2019年6月の為て特売 自然栽培イルフィーロディパーリア わら一本 ヴェルナッツァーノ 220g(250ml)

商品カテゴリー : セール・特売商品



型番 7792
定価 2,351円(税込2,539円)
販売価格 1,880円(税込2,030円)
購入数




賞味期限2019年6月の為特売
自然栽培エキストラバージン・オリーブオイルイルフィーロディパーリア わら一本 ヴェルナッツァーノ220g(250ml)

生産者 il filo di paglia
産 地 ウンブリア州カスティリオーネデルラーゴ
容 量
果実の種類 レッチーノ、フラントーイオ、モライオーロ、ペンドリーノ ロッ ショー ラ
特 徴 コールド抽出法
自然栽培歴 2012年より(以前5年間有機栽培)
2015年産数値 酸化度0.13, 過酸化物価値 10.7

il filo di Paglia

イル・フィーロディパーリア わら一本

新しい生産者のオリーブオイルのご紹介です。

イルフィーロディパーリアわら一本の生産者と出会い輸入に至る顛末
そして参考資料として彼らのHPをそのまま抜粋しています。

長い文章ですが最後までお読みいただけましたら幸いです。

記/2016年3月

朝倉玲子       

マイケルたちとの出会い

それは不思議な出会いだった。
アサクラオリーブオイルアイテム・アックアサンタのアントネッラを通しての紹介で知り合ったマイケルたち。

アックアサンタ農園のオリーブ栽培とオイル製造も先が見えない曖昧な状況下であった。
それはイタリアの古民家に住むアントネッラが還暦を過ぎ一人で田舎暮らしをしていく不安、それは古民家という、素晴らしいがしかし厄介な石の大きな老朽化した家は女一人で維持するには容易いことではない。
経済的な負担と物理的な維持との継続は難しいと決め、築100年は過ぎた石の古民家と畑を手放す決断をしたアントネッラにわたしが愕然としたのは2012年。

彼女はアックアサンタを売却する方向へ向かっていったのをわたしも時間と共に受け入れるようになった矢先の事であった。

アントネッラが街のお祭りに繰り出した時だったそうだ。
路上で音楽に合わせ踊っていた隣にいたのがマイケルだったそうで、
みんなで踊りに興じながら自然と会話をしていたそうだ。

アントネッラが「あんたなにやってるの」と隣のオトコに問いかけたら
そのオトコ「カスティリオーネで自然栽培をしているよ」と答えたんだそうだ。

それからそのオトコと自然農の話で盛り上がり、お互いの農園を行き来するようになった。

アントネッラはもしかしたら本当にアックアサンタのオリーブオイルがなくなるかもしれない。
もう日本向けに製造できなくなるかもしれない、そのことは売却を考えてからいつも頭にあり
わたしにアックアサンタの代わりになる上質のオリーブオイルが日本に届くようになればいいのにとの思いから私にそのオトコを引き合わせてくれたのが2013年の夏。

私はアックアサンタがなくなるかもしれない、ということはもう既に受け入れていたので特に他にいいオイルを探すなんて気持ちにもなれなかったし、というより、そう簡単に自然栽培の意識を持って自然農をしている人を見つけるのは簡単なことではない、と思っていたから。

アントネッラに紹介され本当にそんな人がいるのか半信半疑であったが
あまり気のりもしていない中、半ば引っ張られるように彼らの畑に連れて行かれたのである。


着いてみると。。。。

それはそれは気持ちのいい畑ではないか!
彼らの意識も上の詳細を読んでいただければ理解していただけると思う。

オリーブオイル製造に関してはまだまだのところがあったが、彼らや生産品がどのように変化し進化していくか、アックアサンタの替わりとしてではなく、
アックアサンタやアサクラオイルでしてきたことを
畑に立ち、彼らの想いを直接聞き、また一からやる気力が湧き上がってきた。

マイケルたち

ローマ近郊の小さな町カルボニャーノの慣行栽培(農薬や化学肥料を使う一般栽培)の農家に生まれたマイケル。家業のヘーゼルナッツ栽培を営む父の背を見ながら育つ。
ローマ大学では音楽・演劇史を学ぶが家業を手伝うために中退し農業に関わっていくが父のするこの農法だけが農業じゃない、と何とはなしに思うようになっていった。

時間と共にマイケルは徐々に変化していく。

弟のヤコボ、彼女のマルタと3人で初めは絶滅危惧種のトマトや野菜の種を人から譲り受けたものを、“絶やしたくない”いう思いから少しずつ家の畑の小さなスペースで農業を始めた。実践していくうちに周りもよく見え、住む町カルボニャーノの農業がすべて慣行農法にとって代わっていることにも気づかされた。

 耕やす、種をまき、育て、実りを得るという、いままでどんな小さな農村(農家)さえ一連のサイクルでその場所で、そして農家が完結していたはずのものが、そうではなくなっている。それらを消滅させた慣行農法の意味を知り愕然とするとともに、

本来、昔の人がそうしてきたように人間が環境を調えるだけで生産をしてきた農業を自分でやってみたい、土壌から作物がどのように生まれ育まれるのか、本来の「作物を育てる」ということを実践したい、という思いに変化していった。

 その二年後、『わら一本の革命』に出会う。
読後自然農に開眼、小さくてもいい自分の農場で一からそれをやってみたい思いが膨らみ今までの畑を清算し、全く手つかずの放棄畑を一から耕し肥料はもちろん全ての化学的なものを使用せず、土と自然の力でどこまでできるのか、試してみるようになった。
実践、アクションを起こすことで自分の『知らない』ことでのストレスが軽減でき、そしていろいろな試みによって雑草だらけしかもいかついトゲのある荒れ放題だった放棄畑が見るも美しい農園に変化していった姿はそれはそれは素晴らしかったそうだ。

そして自分たちの夢がさらに大きなものに膨らんでいくのにそう時間はかからなかった

繋がり

福岡正信の著書「わら一本革命」

それは友達の友達にもらったものだったとマイケルは言う。
「農業研修でイタリアに来ていたアフリカ人があるイタリア人女性に手渡し、それが僕の彼女のマルタを通して僕のところに届いたんだ。自分達が数年自然農にチャレンジしもがいていたのをその友達が参考になればと」

「弟とマルタと、みんなで同時に本をむさぼり読んだよ」

アフリカ人からイタリア人マイケルに手渡された日本人の著書「わら一本の革命」の力、そして日本以外の様々な国の人に読み継がれている、ということにまず驚かされる。

マイケルは
「本は弟ヤコボ、マルタと共に故郷を離れ今現在の地、わら一本農園に移り住む原動力となった」という。

今現在、マイケル自身のサイトにも書いてあるように、
わら一本農園はあらゆる可能性の実験室、実践の場、学ぶ場としてまさに稼働中。
そのさ中にわたしは彼らと出会うこととなった。

マイケルは言う
「自然と同じさ、農場はいつも変化しているよ。人の出入りも作る作物も、取り組むことすべてが変化していく。それは自然がいつも変化しているように」と。

ここまでのいきさつを詳しく聞き取ると様々なことがあったというのがわかる。しかし変化を恐れず前を向いて実践しているマイケルたちに敬意を表したい。

そして彼らの生産品オリーブオイルに私はかかわりオイルが更にいいものになるよう進化させ、そしてそのオイルを受けめる人に彼らの想いをも含めてつなげていきたいと思う。

アフリカから本「わら一本の革命」が彼らの手にわたったように、私は彼らのオリーブオイル「わら一本(イタリア語/イルフィーロディパーリア」をみんなに伝える。

そしてそれは伝えることにより誰かにとっての変化(革命とも言うのだろうか)だったり進化につながれたらうれしい。そしてまた次の繋がりへと未来に向けて永遠に。。。。

オリーブオイルのこと

アックアサンタの時に確信したことがひとつある。
イタリア人といえども、質のいいおいしいオリーブオイルがどういうものかを知らないのだ、ということを。

わたし自身がアサクラオイルを作り始めた時もそうなのであるが、
オリーブオイルの「フレッシュな風味」劣化していないのを前提に「オイルの切れの良さ」「おいしさ」「香しい風味」もろもろ、
オリーブオイルの品質を見分けるうえでの『鼻』『舌』『勘』の感覚がイタリア人のほとんどの人が機能していない、先入観にとらわれている、ということ。
それはよく知ったもののであるという先入観。料理で毎日使うものなのに!

これでいいのか?と思うものをイタリアの人は食べている。
日本の醤油や味噌の現状と同じかもしれない。
本物の醤油や味噌を食べている人はそうでないものを食べている人より絶対数が少ない。

日本人はもともと繊細な味と香りを楽しむ日本料理のベースがあり世界でも最高レベルの舌・感覚を持っている人種だと思う。

イタリアで4件のオリーブ農家に住み込みで働かせてもらった時、わたしは本物のオリーブオイルの味を知り新しい世界が広がった。
それはマイケルが『わら一本の革命』を読んだ時と同じだと思う。別な視野が開けた。

その後オリーブオイルを日本で「売る」ことを始めたのが2000年。当時はほんもののオリーブオイルの味のわかる人はそういなかった時代だが、その後オルチョで鍛えられたアサクラのお客様は少なくともオリーブオイルのおいしいものがどういうものか、今は理解されていると思う。

わたしが扱うべく生産物は、
元々日本人の研ぎ澄まされた味覚と嗅覚、オルチョで鍛えた感覚を満足させるに相当なレベルのクオリティーが必要だ。

また自家栽培・自家生産のアサクラオイルの初期に衝撃を受けたことがある。

それはオリーブオイルを製造するのに、栽培のこだわりや収穫の仕方、収穫からオイルにするまでの時間など、クオリティーを調える物理的な方法があるのだが、

アサクラオイルの初年度はできる限りの物理的条件を調えたにもかかわらず、はじめて搾油機から出てきたとき、そして瓶詰され日本に着いたときの味は今も忘れられない。

「これ、どうやって売っていこう!」と思った。
オイルの化学分析数値などはよかったのだが、味がとがっておりスパイシーさだけが際立ち、調和のとれていないとても奇抜なものだった。万人受けする味と風味では到底なかった。

オリーブオイルは通常2〜3種の品種の違うオリーブの木を畑に植え、栽培上のリスク回避や収量や味の調和の為にミックスで栽培するのが普通です。

アサクラ農園は在来種のしかも単一品種の為、それが出来ないのでさらに味の調和をとるのが難しくもあり、いわゆる今時の流行りの味、みながおいしいというオリーブオイルにするのは至難の業でもあります。

しかし時を経て気候条件ももちろん毎年異なるのですが、味・風味は少しずつ変わっていった。

それはどうして変わっていったのか、栽培の作業を変えていったお蔭で土地の条件ももちろんよくなったのですが、
毎年の天候の変化と栽培条件や収穫量、そして味わいの変化とともにわたし自身の内面が変わっていった。それは天候や木のコントロールをできないからこそ自分自身が変わっていくしかない、それは受け入れることを学んでいくことであった。

付け加えるなら最初はトラブルのあったイタリア人との製造仲間との関係の変化もだ。

時間と共に大地が、そしてわたし自身や仲間の変化で2015年産10年目のアサクラオイルはとても調和のとれたいままでにない味や風味を持つオリーブオイルに仕上がったのはわたし自身意外であり、会心作と言っていいと思う。

自分自身でもオリーブ畑の大地と関わる全てに今まで以上に感謝しなけばならない気持ちになったのは言うまでもない。

10年でこのような境地になれたアサクラオイル。
わら一本は正直、搾油機から出てきた味があの初年度のアサクラオイルに酷似している!

調和がまだまだとれきっていないのはアサクラオイルの初年度と同じ。
物理的条件は収穫して搾油機に入れるまでどのオイルよりも短時間で、条件は申し分ない。

これ以上ない条件でもオリーブオイルとして調和のとれたものにはまだなっていない、ということです。

しかし、アサクラオイルを初年度からずっと味わってきた方というのはそうこの世に沢山はいないのですが、オイルの変化を毎年リアルに見て味わったとてもラッキーな人々とも言えます。

そしてわら一本もアサクラオイルやアックアサンタのように一からのはじまりです。

2016年3月に届くわら一本、多くの方にその“初めから味わう”の醍醐味を味わっていただきたいです。
何と言っても日本人の持つ舌と感覚は超一級です。

その超一級の目利き力にてわら一本をより良いオイルに導いていただきたいのです。
評価し、受け入れ育てる。

彼らがオリーブオイル生産者としてしっかり自信をもち調和のとれた味と風味を持つオリーブオイルになるよう、

そしてそれは自然栽培のピュアな大地の拡大と、これから未来にどんどん広がる糧となります。それはわたしや彼らが変化していったようにまた誰かの自己の変化・革命から進化にも繋がっていくのだとも思います。

日本のみなさんも一緒に、彼らのオリーブ農園とオリーブオイルを育てていきませんか?


わら一本の革命から

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『老若男女、貧欲だったり、うんざりしていたり、興奮していたり、怒っていたりする何百万もの人々全員が
歴史や資本や大多数や抑圧の戦車にぶち当たってそれに縛り付けられています。
ブルジョア、無産階級、男性優位論者、フェミニスト、自由主義者、社会主義者、皆が権力闘争をしています。
わら一本の権力?
いや、わら一本を誰が知っているというのでしょう。ましてや誰がわら一本に目をとめるというのでしょうか。

権力とはメディア機関や司法機関、科学研究所、工場、大統領府、知的テクノロジー、マーケット、そして大多数に属するものです。
しかし自由はこういった場所には住み着かず、
飛行を楽しむツバメの羽の上でよちよち育ち、
おだやかな、すがすがしい素直さを私たちに見せてくれる
それは一掴みの草の吐息のなかに住んでいるのです。

自由は創造主が記した自然の法則の流れの中に隠れており、
創造主は人間が自由にそれを使うことを許されたのです。

その法則は控えめで囁くように話すのでそれを聞くには注意深く耳をすまさなければなりません。
その囁きがものすごい音、とどろきになる事もあります。

わら一本の政治は歴史の外側、歴史に対抗し有史以前でもあり有史以後でもあります。
わら一本の革命はそれを選択するなら私たち一人一人が実現することができます。
 
福岡氏によれば一人分の食物の自給自足のためには千平方メートルあればいいそうです。
たとえ仮にこの数字に手を加えることが必要だとしてもこの小規模に考えて働くという力は
どんな政党や破壊的な組織より強い、ということが想像しただけでもわかるでしょうし実践したらよりわかるでしょう。
その上、大学修了書や肩書なしでもただ単に基本からやっていけばいい管理しやすいものです。
だから、わら一本の革命は大きな力や操作するコントロールルームなんかに頼らなくてもだれでもできる方法であり、これは言い換えれば革命とも呼べることであります。
ここの気候や土は日本とは違うんだと異議を唱える人がいるかもしれません。
しかし福岡氏の仮説は絶対的な方法を与えるものではなく、福岡氏が彼の土地で見つけたように私たちもここ固有の環境の中で自然との関係を自分たちで見つけだすという道筋を示しているのです。』
※福岡正信著「わら一本の革命」イタリア語版のジャンノッツォ・プッチ氏によるプレゼンテーションより抜粋。1983年2月

Oliveto e orto

農場について

僕たちはこの農場をそれ自身が自己の調和を求めている生き物だと考えている。
農場は各種ゾーンに分けられている。

畑:藁で被覆された畝に作物の特性に応じて交互に栽培。混合果樹園:果実の栄養価、この地域での耐病性を考慮して古代品種が植えられている。それぞれの植え付け幅を広く取って木が自然に育ち、土地に負担をかけるのを最小限に抑えている。
他各種作物用の土地:穀物や豆類はいずれも古代種や在来種の絶滅危惧種などを選び蒔種。
牧草地:家畜の餌の自給自足のため植物を選択して植えている。
樹齢何世紀にもなる楢の木の林:複数種のどんぐりが一年を通して貴重な飼料となる。
自然のままのエリア:心を静寂にし手付かずの自然が教えてくれる事に耳を傾けることのできる場所。
※2016年現在家畜は鶏と一部ヤギのみ
貯水池:農場には畑、果樹園、牧草地に隣接して約1ヘクタールの貯水池があるので水は十分に潤っている。この貯水池では鯉やスズキ科の魚の持続可能な釣りもできるほか、自家消費のために飼育している家畜の飲料水としても利用できる。

農法転換しビオ認証を取得したが僕たちの農場を「有機農業」と定義するのは正しくないと思う。
僕たちが試しているのはあらゆる合成化学物質の使用や耕作を廃止し、様々な教えや古くからの知恵を融合させた自然農法の一種だ。



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